四月になれば彼女は vol.1

前々から一度やってみたかった、女性ミュージシャンのみの出演での番外編である。
イベントタイトルはサイモン&ガーファンクルの名曲から。
移り気な女の子のことを題材にした、美しいメロディーが印象的な儚いフォーク・チューンである。

演奏活動以外でも自身のイベントなど精力的に活動する可憐な女性デュオ・檸檬、The Brilliant Greenあたりを連想させるクールな感触のポップスを歌うシンガーソングライター・muui、そして当イベントではすっかりお馴染み、凛とした歌声を聴かせてくれる鍵盤弾き語りのシンガーソングライター・そらしの。
それぞれスタイルの違う素敵な女性たちが、春らしく華やかなライブを繰り広げた昼下りとなった。

僕はと言うと、DJとはいえ一人だけ男だったので、今回は女性ヴォーカル・メインのレコードだけで選曲、という縛りを課してみた。
前半は「コーヒーもう一杯」らしく渋めに、後半は春らしくポップな雰囲気で。
特に後半は、いつもの「コーヒー」ではあり得ないチョイスだ。
この時のDJは、単純に楽しかった。

「vol.1」と銘打っているとおり、この番外編は毎年4月に開催しようと目論んでいる。
来年も楽しみだ。

2022.6.1

DJ セットリスト

Each And Every One / Everything But The Girl
Sunday Morning / Susanna Hoffs & Matthew Sweet
Poetry Man / Phoebe Snow
Alison / Linda Ronstadt
Brother Brother / Carole King
Good Bye / Mary Hopkin
Recollection / Tudor Lodge
My Tennessee Mountain Home / Maria Muldaur
The Boxer / Emmylou Harris
中央フリーウェイ / 荒井由実

Vacation / GO-GO’S
ルージュの伝言 / 荒井由実
My Guy / Mary Wells
木綿のハンカチーフ / 太田裕美
Please Mr. Postman / The Carpenters
Venus / The Shocking Blue
Cry / Carlene Carter
Tumbling Dice / Linda Ronstadt
Maggie May / Susanna Hoffs & Matthew Sweet
The Tide Is High / The Blondie

Feminina / Joyce
Down Town / 坂本真綾
Temma Harbour / Mary Hopkin
Some Kind Of Wonderful / Carole King
A Song For David / Joan Baez
Top Of The World / The Carpenters
五線紙 / 竹内まりや
卒業 / 斉藤由貴
結婚しようよ / 南沙織

Sugar Baby Love / キャンディーズ
Girls Just Want To Have Fun / Cyndi Lauper
Sunday Girl / The Blondie
Crash / The Primitives
ラムのラブソング / 松谷祐子
シェリーに口づけ / pizzicato five
Can’t Take My Eyes Off You / Boys Town Gang
Dancing Queen / ABBA
やさしさに包まれたなら / 荒井由実
Take Me Home, Country Roads / Olivia Newton-John