コーヒーもう一杯 vol.32

2024年6月30日(日)
11:30 開場


名古屋市伏見・ローリングマン

3000円
2ドリンクチケット付き
*1枚は600円分の食事券として利用可能

LIVE

でーすいらも~ん
だいすけ
加藤眼球
アジマカズキ


DJ

Noda’s Rockin’ Blues (珈琲マインド)

「コーヒーもう一杯」の番外編として毎年4月に行っている、女性シンガーのみの弾き語りイベント「四月になれば彼女は」
それとは真逆のことがやりたくて、男だけのソロ弾き語り回で企画した今回、さながら下町の立ち飲み屋のような猥雑でワイルドな雰囲気になるかと思いきや、小さいお子さんも楽しそうにしているファミリー劇場的ほのぼの回になりました。
出演者も3名が実際の父親であり(だいすけさんは息子さんを連れてきた)、でーすいさんも僕・野田も常に小学生マインド(?)を持ったおじさんである所以か。

それにしても、実に個性的でアクの強い4人である。
漫画からインスピレーションを得た曲をソウルフルに歌う加藤眼球、幅広い音楽を咀嚼したポップな楽曲に文学青年的なリリックを乗せるアジマカズキ、実体験に基づいたストーリーテリングを落語の名人芸のように聴かせる生粋のフォークシンガー・だいすけ、素朴さとエモーショナルな部分の緩急が見事でアコギ一本でもロックのスピリットを存分に感じさせるでーすいらも~ん

一言に「アクが強い」と言ってもスタイルは四者四様。
しかし共通するのは、皆一様にアーティスティックな高尚さが微塵もなく「わかりやすい」こと。
それでいて、妙に媚びているわけでも歯の浮くような白々さも一切ないのが非常に良かった。
そりゃ、小学生でも楽しく聴いて過ごしていられるわけだ。

今回、男4人の弾き語り回としては、本当に良い組み合わせだったと思う。
(ついでに言えば、DJの選曲も楽しさ重視でポップでわかりやすい選曲にしたつもり)
この4人との巡り合わせに、今はただ感謝!

それにしても「小学生男子」という生き物は、いつでも全力で楽しそうに生きている。
人生の中で唯一、遊ぶことだけ考えていていい時期、だからかな?
君たち、また来ておくれ。

僕も、いつまでも心の中の「小学生男子」を大事にしていたい。

DJ セットリスト

That’s All I Need / Magic Sam
Stand By Me / John Lennon
Picture Book / The Kinks
I Wanna Be Your Boyfriend / The Ramones
Sweet Jane / Mott The Hoople
Hang Fire / The Rolling Stones
Summertime Blues / Eddie Cochran
Surfin’ USA / The Beach Boys
Back To Schooldays / Graham Parker
Roll Over Beethoven / The Beatles
(what’s so funny ‘bout) Peace Love and Understanding / Elvis Costello
Cruel To Be Kind / Nick Lowe

I Can’t Turn You Loose / Blues Brothers
Rock This Town / Stray Cats
Footloose / Kenny Loggins
The Loco-Motion / Grand Funk Railroad
Nobody But Me / The Human Beinz

たどりついたらいつも雨ふり / 吉田拓郎
ながれもの / THE BLUE HEARTS
あしたはきっと / いとうたかお

Maggie May / Rod Stewart
There She Goes Again / The Velvet Underground
Positively 4th Street / Bob Dylan

Thunder Road / Bruce Springsteen
Uptown Girl / Billy Joel
(White Man) in Hammersmith Palais / The Clash