中止した回以外では、この9回目が最もコロナ禍のあおりを受けたと思う。
当初出演予定だったPICO☆PICOシーラカンスは、コーラスウォーターの後輩にあたる名大ブルーグラスサークルのグループで、いかにも学生バンド然としたヘンテコな名前からは全く想像できない、非常に卓越した演奏力を持ったブルーグラスバンド。
そこにプロの女性演奏家3人組のポップクラシックカルテット・FlyingDoctorをぶつければ面白いんじゃないか、と思って組んだブッキングだった。
しかし、年が明けて2021年になるとコロナ感染者数は激増し、愛知県は緊急事態宣言。
学生であったPICO☆PICOシーラカンスの出演がかなわないばかりか、アジマカズキ君の出演も不可になる事態に。
初のアジマ君抜きのイベント開催となった。
運良く、2回目に出演した加藤眼球君が代役を引き受けてくれたものの、開催日はまだまだ緊急事態宣言の真っ只中だったので、集客は芳しいものではなかった。
しかし、ライブは素晴らしかった。
加藤君のオリジナリティ溢れる飄々とした歌の数々は日曜の昼下りによく似合ってたし、クラシック音楽を噛み砕いてその面白さをポップにわかりやすく教えてくれるFlyingDoctorのパフォーマンスは、改めてクラシック音楽を聴く意欲を喚起せてくれる素晴らしいものだった。
ただ、メンバーが社会人となって現在では活動が止まってしまったPICO☆PICOシーラカンスとイベントができなかったことは、今でも悔やまれる次第だ。
2022.5.29












DJ セットリスト
Sunday Morning / The Velvet Underground
Like A Rolling Stone / Bob Dylan
You Still Believe In Me / The Beach Boys
Beechwood Park / The Zombies
Sunday Morning Blue / 佐野元春
Badlands / Bruce Springsteen
Surrender To The Rhythm / Brinsley Schwarz
Silly Thing / Graham Parker
Lodi / Creedence Clearwater Revival
Any Time / 尾崎紀世彦
Saturday In The Park / Chicago
Sad Day / The Rolling Stones
I’m Looking Through You / The Beatles
I’m A Believer / The Monkees
Up On Cripple Creek / The Band
Second Life / いーはとーゔ
Listen To The Music / The Doobie Brothers
ウサギのバイク / スピッツ
The Beginning / The Acoustics
I Should Have Known Better / The Beatles
Something In The Way She Moves / James Taylor
Yellow Roses / Heron
眠り羊が丘越えて / 冬支度
wonderland / そらしの
魔法をかけさせて / コーラスウォーター
Down Town / 坂本真綾
Love The One You’re With / The Isley Brothers
マイ・セレナーデ / 平松愛理
Roll The Dice / Cloudberry Jam
Temma Harbour / Mary Hopkin
Did You Ever Have To Make Up Your Mind / The Lovin’ Spoonful
SUN / 星野源
ラブレター / The Blue Hearts
恋におちて / 小林明子
がぁでぃあん / すぱっつ
もう青い鳥は飛ばない / Hal
New York, New York / Ryan Adams
Tangled Up In Blue / Bob Dylan
希望という名の光 / 山下達郎